building_saibansyo
294: ? 2007/04/16(月) 23:05:34 ID:o8LXLgHE
・午前中、大阪地裁にて裁判を傍聴。整理券が配られるほどのものであった。
運よく当選。(確率は45/62)
取り扱った事件は、ホームレスと大阪市職員との行政代執行(テント撤去など)における業務執行妨害などの罪に関するもの。
どちらの言い分も真っ向から食い違っていた。
誰だ、ホンモノの裁判はTVと違ってつまんない、って言ってくれたのは。(ぁ)


傍聴者「だから机をだしてくださいって言ってるんですよ!」
裁判官「これ以上喋ると退廷を命じます!」
傍聴者「公に開かれた裁判って法律第@@条に」
裁判官「次喋ったら本当に退廷していただきます!」
傍聴者「だから机だしてくださいよ!」
裁判官「…退廷を命じます!!」

ガタッ!
数人の大男がイスから立ち上がり傍聴者をつまみ出しに掛かる!
居座る傍聴者!
傍聴者「おい!いてぇじゃねぇか!」
係員「おい!応援を頼んでくれ!」
あぐらをでんとくみ動かない傍聴者の手と足をつかみに掛かる!
傍聴者「いたいです!いたいですってば!」
係員は無言で男を持ち上げようとするがうまくいかない
傍聴者B「おい!暴力はいかんのとちゃうんか!」
裁判官「あなたにも退廷を命じますよ!」
大阪府警がなだれ込んでくる!

その二つ真後ろの席に座ってる俺Σ(´Д`)))ハワワワワ
テレビカメラどこだよ!(違

大波乱でした。






296: ? 2007/04/16(月) 23:07:10 ID:o8LXLgHE
でもね。もっと言いたいことがあるんよ。

俺が入り口でまごついてたら色々親切に教えてくれた人がおったんよ。
裁判所の人かと思ってたら、どうやらホームレス側の傍聴者さんだったんよ。
歳は50代くらいやったんかな。それが、なんか知らん間に隣に一緒に座って傍聴することになったんよ。
「兄ちゃん、なんで今日はこんな裁判に来たんや?」
「大学で法学を学んでいるんですが、その課題として一度見ておこうと思いまして_(._.)_
 初めての傍聴なんですよ」
「へぇ、兄ちゃん、法学勉強しとるんか。
…偉くなってな、俺らみたいなもんを救ってくれよ。
色々理由があってワシらはホームレスやっとるがな、人を人やと思っとらんのや。お役所はな」
正直、聞くのもちょっとうんざりしとったんよ。一般的に社会における底辺っていう認識があるでしょ。だから隣に座ってるだけでも息がしにくいっていうか、ね。
「兄ちゃんは弁護士になるんか?」
「いや、法を勉強していく中で道を決めたいな、と」
「そっか、強いモンの味方になるか、弱いモンの味方になるかやな」
そんなんいわれてもなぁ、って。思ったんよ。

で傍聴が始まった。俺は記録しておこうとおもって手帳にこまごまと書いとったんよ。
そしたらさっきのおっちゃんも何か書いてるんよ。

ちょっと経っておっちゃんが紙切れを俺に差し出したんね。
それにねしっかりとした綺麗な字で、こんなこと書いてたんよ。

297: ? 2007/04/16(月) 23:08:08 ID:o8LXLgHE
**************************************

I hope you next things.

・Have an intelgrity and study.
首尾一貫性を持ち勉強する
・Put on an insight.
洞察力を持て
・Develop an indiviarty.
個性を伸す
・And always have an intelecuarsity in all things
いつも全てのものに対して知的好奇心をもつ
恒優雅礼節
常に優しく上品で礼儀を重んじ節度を保つ.


298: ? 2007/04/16(月) 23:09:10 ID:o8LXLgHE
青 春
         サミエル・ウルマン

青春とは心の若さである
信念と希望に溢れ勇気に満ち
日に新たなる活動を続ける限り
青春はその人のものである


私は今@@(地名)のホームレスです
確かに貧しくきたない
でも私達も普通の人々のよう
に生活をしたいと思っています
仕事なし、家なし、食べものなし
いつも唯ひとりこの都会
の片隅で静かに生きています。

**************************************
(一部改行を除き、英文和文句読点などすべて原文のまま)


299: ? 2007/04/16(月) 23:10:34 ID:o8LXLgHE
びっくりした。何にってそりゃもういろんなことに。
ただ偶然隣に座った学生にさ、こんな言葉をあげられる人だったんだよ。
その人は家もなくテントで暮らしてる鼻つまみ者のホームレスって蔑まれてる人なんだよ。
もちろん何も見ずに書いてくれて。パリッとしたスーツを着た大人にこんな文を、それも即興で書ける人がどれだけいる?
俺の回りにはいないよ。いない。内容もさ。内容も、ものすごく良くてさ。
俺、息するの忘れるくらいびっくりしてさ。
おっちゃん、ニカッて笑ってまた裁判に集中してるんよ。
なんかね、俺だけ取り残されちゃった。呆然っていう言葉が一番あうかな。

びっくりしたんよ。

途中でトイレに行って、俺も途中退室しなきゃならなかったからメモだけ置いてきたんよ。

「今日は本当にありがとうございました。頂いた言葉を胸に日々精進します。
  "法"の世界を志す一学生」(原文そのまま)

攻める矛は右の検事。
守る盾は左の弁護士。
この4年という大事な大事な時間を使って
考えなきゃならないことが、今日1つ、増えました

引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 34度目






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