hyouhen_car_drive

18: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2010/06/10(木) 00:05:23 ID:mt70FwgW
深夜に友達の運転で二人でブラブラとドライブしてたら、いかれたヤンキーみたいな
野郎に絡まれた。後からあおってきたから友達も負けじと猛然と加速して
ターボパワーでぶっちぎったんだけど、どうもそれが気に入らなかったみたい。
信号待ちで追いついたヤンキーがこっちの車に空き缶を投げつけきて、それがリヤスポイラーに
あたった。カツーン!カランカラン!あちゃー、これは香ばしい展開になるな、と車内に緊迫感が走る。
信号が青になり、友達は無言で車をその先の路肩に止めた。ヤンキーの車もそれに続いて停車する。
後を見ると180cmはあろうかというゴツイ三人の男組が車から降りてこっちに向かってくる。
こ!怖っ!友達は何かゴソゴソしたあと、ドアを開けて男達の方に向かう。どーすんの?俺。
俺も男の端くれ、意を決してドアを開けると車の外に出た。ただし俺は基本見てるだけっショ・・・。
ヤンキー「オラ!ふざけた運転しやがって!頃す気か!」
友達「テメーらがあおってきたんだろ!やんのか?コラー!?」
ヤンキー「いい度胸してんなー!やっちまうぞ!あーっ?」
友達「やれるもんならやってみろやあっ!このクソッタレどもがっ!おおおおお!?」
顔を見るとまさに鬼そのもの、いや、ヤバイ奴そのものだ・・。
ヤンキー達はこのへんで、この絶体絶命の状況でも一歩も引かないこいつに疑問を
抱いてくれたようだ。コイツ一体何者なんだ?ヤ関係なのか?と。
ヤンキー「テメーどこの組のもんだ?」
続く




19: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2010/06/10(木) 00:06:55 ID:mt70FwgW
友達「どこの組のもんでもねえわっ!どっからでもかかってきやがれクソッタレめが!
一人残らずきっちりカタワにしてやらあ!わかったかあ!わかったかああ!」
ヤンキー「テメーみてえな面倒な病気野郎相手にするかっバーカッ!もういいから行け!バーカッ!」
友達「・・・・・。」
俺「フーーーッ。」
ラッキーだった。本当にラッキーだった。命拾いだった。俺は本当にビビッて体が動かなかったから。
人間って本当にビビると体がこんなにもブルブル震えて止まらなくなるんだね。
車に乗り込み発車してしばらく走ると後のヤンキー車はそのうち別方向へと曲がって
どこかへいなくなってくれた。助かった。でもまだ恐怖で体が震えて少し寒気までする俺。
しかし何でコイツはあんな荒くれ野郎ども相手にあそこまで強気に出れたんだ?
まさか本当にヤの知り合いでもいるのか?と疑問がわいて来た。
もし本当にケンカになってたらどうした?と聞いた。
友達「あー、大丈夫だよ。メガネレンチ持ってたからー。それが武器になったからー。」
え?でも俺には何にも見えなかったぞ?どれ?見せてくれよ?
友達が俺に指で摘んで差し出したメガネレンチは8mm用の小さい物で、太さは1cm長さは15cmにも
満たないちゃちなモノだった。こんなモンで立ち向かおうとしてたなんて。
「オマエ・・・。頭大丈夫か・・・?」
チャンチャン♪
おわり

21: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2010/06/10(木) 00:52:14 ID:cktY6Tc/
あまりのくだらなさに茶吹いたわ。

22: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2010/06/10(木) 01:02:59 ID:9zO29vjf
一行目を「ラブラブとドライブ」に空目した自分に引いた。

25: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2010/06/10(木) 04:00:08 ID:EscTNYel
>>22

同じくラブラブと・・・・(ry

引用元: ・友達をやめるほどじゃないけど本気でひいた時22引目






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