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625: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/20(日)21:25:18 ID:Gza
愚痴らせてくださいね
別スレで翻訳された本が苦手だという方がいましたけど、私も苦手です
ハリーポッターもそれを理由に、無理やり押し付けて来た人にNOを突きつけていたんですけど
そういう人は「翻訳に文句あるなら原文でも読んでろよ」と捨て台詞のように言ってくるんですよね
だけど、違うんですよ
単に日本語にして読むだけなら、確かに原文を読めば私にもできます
けれどいくら英語を日本語にしたところで、その作品が書かれた時代背景や、作者が人生で培ってきた文化的な価値観は読み取れません
活きた英語を機械的な日本語にしかできません
翻訳の仕事は、それを込みでお金を貰って訳すことだと思っています
私が読みたいのは、そんな時代背景や文化的な価値観もカバーした上で、私達にわかりやすく訳された文章です
だから捨て台詞のように原文読んどけよ、とか、批判するなと言われると、なぜそんな返しができるだろうと不思議に思います
お金を貰って翻訳の仕事をしている以上、ハリーポッターだって「訳が悪い」と批判されるのは仕方のないことではないんでしょうか




626: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/20(日)21:44:02 ID:o8p
>>625

文筆業に関わったことがある身としては言わんとしてることはよく分かるんだが
逆にその文化的な背景だとか時代背景を全て盛り込んだ本を読みたくなるかって言うと全く別問題
冗長でまだるっこしくって鬱陶しくて
緊迫したシーンのスピード感とか息が詰まる感覚とかが失われる
そこまで織り込み済みで訳するのは最早神の御業にも等しい

627: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/20(日)21:46:35 ID:o8p
敢えて直訳しないこともテクニックだったりするよ
韻を踏んだりリズム感を保ったりすると原文ママとは行かない
でも実は原文はストーリー以上に韻やリズム感を重視していたりする
そういう本を訳そうと思ったら歴史的背景とかはある程度捨てるのも職業柄必要

628: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/20(日)21:52:24 ID:yYK
ハリーポッターが合わなかったんじゃないのかな?
翻訳がひどくても原作面白かったら読める
日本の本でも古いものだと今とぜんぜん文章違うけど、
我慢して読んでハマったら気にならなくなる

629: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/20(日)21:53:12 ID:KgV
>>625

ハリポタ日本語版の翻訳の酷さは、翻訳の素人が大金積んで権利を買ったからだよ

633: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)00:07:30 ID:4s6
>>625

なぜ「原文を読め」という返しができるかということですが、
あなたのように他力本願なくせに文句ばかり言う人には「原文を読め」と言うのが一番手っ取り早いからです
文句があるなら自分で翻訳しなよ、めんどくさい、うざい、自分で何もしないくせに文句ばかり垂れるな、適当にあしらって早くどっかに行ってもらおう
文字にするとたった5文字で収まりますが「原文を読め」にはこのように様々な意味が込められています
日本語は奥が深いですね

634: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)00:28:02 ID:1p1
>>626

書き方が悪かったです
カバーするというのは、すべて盛り込んで翻訳するのではなく
時代背景や文化的な価値観を知らなかったとしても、理解できるように翻訳するのがプロではないかと思うのです
でなければ、英語の本を読むだけなら誰でもできます

日本の作家でしたら、例えば最近本屋でもよく宣伝されている和田竜
彼は戦国の世の出来事を本にしていますが、今では失われた、当時の武士や忍びの価値観を私達にもわかりやすく文章に組み込んだ上で作品を仕上げていると思います
ハリーポッターの訳にはそういった気遣いがなされていないと思うのです

>>629

それはよく聞く話ですね
ハリーポッターは入試問題で出てますから、そのときに興味を惹かれて原文はある程度読んでいます
だからこそ余計に日本のハリーポッターに抵抗感があるのだろうかと思っています

>>633

申し訳ありません
仰っていることがよくわかりません
私はハリーポッターを素晴らしく訳せ、とは一言も言っていません
ハリーポッターの翻訳はお金を貰ってするような出来栄えではないと思うから、日本語版のハリーポッターは読みたくない
と言っているだけです

640: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)07:11:30 ID:0rU
>>629

>>634

ちょ、静〇社はそこまで金持ち出版社じゃなかっただろ
ずっと固い本しか出してなかった
強いて言うなら早い者勝ちだっただけ
しれっと嘘つくなよ

635: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)01:38:47 ID:mef
>>634

横からごめんなさい。
その和田竜氏は当時の価値観を伝えたいと思って作品に盛り込んでいるのだと思うのですが、
英語版をお読みなら教えていただきたいのですが、ハリーポッターの原作者も、自身の生い立ちやら価値観を読者に伝えたいと思っているのでしょうか?

ローリングが時代背景や文化的な価値観を作品に盛り込んでいるのに翻訳者が勝手に取り除くのは良くないと思いますが、
あなたとしては、原作にそのような記述がなくても、翻訳者が気を利かせて盛り込むべしという考えなのでしょうか?

ハリーポッターの翻訳者がダメなのか、時代背景etcが伝えられない翻訳者全てがダメなのか、そこの主張がわかりません。

636: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)02:00:32 ID:nPC

酷い言い方をしたんだから
酷い言葉が返ってくるのは仕方ないのでは?

酷い言葉が返ってきて欲しくなければ
酷い言い方をしなければいい

「ハリポタは原書で読み始めたから
 最後まで原書で頑張ろうと思ってるの。
 貸してくれるって気持ちはありがとう。」
くらい言っとけば、良くね?

637: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)05:01:27 ID:OL6
トンデモ訳ってこんな考えから出てきてたのかなと思った

>時代背景や文化的な価値観を知らなかったとしても、理解できるように翻訳するのがプロではないかと思うのです

書かれてない時代背景や文化的の価値観なんて興味があれば後で調べるものだと思ってたよ

638: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)05:07:25 ID:DeW

あなたの認める翻訳者をぜひ教えていただきたい

ハリポタの訳文は確かにひどいけど、
>その作品が書かれた時代背景や、作者が人生で培ってきた文化的な価値観
まで読み込まなくても、子どもでも単純に楽しめる作品だから、普通に原書で読めばいいと思う
時代背景について、その作品を理解するのに必要だと思えば自分で調べたらいいだけだし
作者の文化的な価値観についても、原文に描写がない作者の内面に踏み込むことまで訳者に求めず、
それを理解したいなら、自分で読み解いていくものだと思う

639: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)06:34:32 ID:bWX
質とは別の問題ではあるけれど、日本の翻訳業界は世界的に見てかなり充実してる方なんだけどね
英語訳すらされていないマイナージャンルのマイナーな言語の本ですら日本語では出版されてたりするから
一部のジャンルの読書家たちの間では日本語を学習するのが人気だったりするらしいし

641: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)07:46:09 ID:t1B
別スレで「幼稚園の頃から翻訳ものが苦手」と書いた者だけど
>>634
の言いたいことは一部わかる
私はストレスが消化できなかった故か大学では比較文学を専攻した
そこで原文にあたって実感したのは、原作にはそれぞれ文体の持つ雰囲気があること
弾むようなリズム感で生き生きしたもの、仄暗い空気でとつとつと語るもの等々
そういう雰囲気を日本語に変換し、いわば作品世界を演じるような姿勢をベースに
原作の内容を表現しているものが名訳だ、と思った
文体が「時代背景や文化的な価値観」を乗せたものと解釈すれば、同様のことだといえる
例えば日本文学を海外で翻訳するとき、漱石ならあの独特の軽みと重苦しさ
(江戸人らしい飄げと、自由を得た時代ゆえに個を模索する中での苦悩)が、
谷崎なら切ないほど美を希求する感覚(戦争に向かう時代の中でこその切迫)が、
翻訳側のことばに乗っていてほしいなと思う

642: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)08:14:33 ID:rxI
>>634

>カバーするというのは、すべて盛り込んで翻訳するのではなく
>時代背景や文化的な価値観を知らなかったとしても、理解できるように翻訳するのがプロではないかと思うのです
これってつまり素晴らしく訳せってことでしょw
あんた言ってること滅茶苦茶

>>641

言語が違うと表現の仕方や文体も全く異なってくるからなかなか難しい所だよね
日本語では俺・私・わし・拙者・某・僕・あたし・わたくし等の言い回しが英語ではすべてIで表現できる
一人称だけでもその人の個性を表現できる言語を使ってる日本人だからこそ翻訳に不満が出てくるのかもしれない

644: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)09:02:45 ID:0rU
浅羽莢子さんや斎藤伯好さんの訳、好きだったなあ
翻訳って英語を知ってるだけじゃダメで、日本語の語彙とセンスも絶対に必要で、しかも
それだけじゃダメで、膨大な数をこなして精度を上げなきゃならない技術職なんだよね

翻訳の最低基準は「日本語として破たんしてなく、違和感を持たずに読める」だと思うし、
大抵の翻訳小説はそこまで読みにくいものってないんだけど、それだけでも凄い事だと思う
ただ酷い訳でも夢中になるお話ってあって、好きが高じて原作を読みかじって「翻訳酷えorz」って
なったりするけど、訳が酷くても夢中で読める原作の力に改めて感心したりもする

最近アニメとか速攻英語に訳されたものが配信されて、その訳がまた日本で拡散されて、その翻訳の
妙を広く楽しむ文化ができたのはいい事だと思う
外国語圏のファンも「これ字幕では〇〇って言ってるけど日本語では△△ってニュアンスらしい」
みたいに楽しんでるらしいし

645: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)09:03:05 ID:0rU
日本の英語教育の貧相さがよく言われてるけど、それでも無駄ではなかったと思う
少なくとも最低限の単語と構文は覚える事ができたし、それ以上を学びたければ沢山の方法があるしね

なので興味ないなら仕方ないけど「翻訳が酷いから読まない」のってちょっともったいないなと思う
言葉に敏感な人がどうしても我慢ができないのもわかるけど
自分も伸びたパスタは食べられないクチで「伸びてもおいしいから!具とソース最高だから!」って
言われても食べられないからわかるけど

653: 名無しさん@おーぷん 平成30年 05/21(月)13:02:25 ID:gS0
訳 で カルチャー
ミリタリー好きなら源文読まなきゃ

引用元: ・スレを立てるまでに至らない愚痴・悩み・相談part96






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