347: 1/2[sage] 2013/05/08(水) 00:53:23.82 ID:ZghhjQg/0
数年前に亡くなった祖父(父方)の話

婿養子だったので若い頃には色々と苦労もあったらしいが、酒好きで社交的な爺様だった
葬式には、式場の人がびっくりするほどたくさんの参列者が来てくれたほか、
天気予報では降水確率0%だったのに急なにわか雨→出棺の時に見事な虹が出たのが印象的なくらいで
その後は家族の夢枕に立つこともなく、あの世ライフを満喫してるんだろうな~と言っていた

祖父が亡くなる少し前から母親が体調を崩していて、葬式の時もかなりしんどそうだったのだが初盆が過ぎてもよくならず、むしろ悪化する一方だった
更年期と鬱のダブルパンチとのことだったが、あんまりしんどそうなんで、知り合いの勧めで拝み屋さんっぽいひとのところに行くことになった
「家族全員で来てください」と言われたので、両親・祖母・自分の5人で




348: 1/2[sage] 2013/05/08(水) 00:56:15.98 ID:ZghhjQg/0
八畳間の中央に煌びやかな祭壇っぽいものがある部屋に通され、
出てきた拝み屋さんというのはかなり高齢のお婆さんだったが、
こっちを見るなり「ああ…」みたいな顔になった
曰く、
「亡くなったお祖父さんが、具合の悪いお嫁さんを心配されて憑いてらっしゃいます」
「ただ、具合が悪くなったのは、お祖父さんが亡くなる前からではないですか?」
「心配したまま亡くなって、そのまま憑いていたため、ちゃんと修行をなさっていないので
本来なら守護するところが、逆にお嫁さんの負担になってしまっています」

つまり、成仏してから子孫を見守る→守護霊 なんだけど
ちゃんと成仏しないまま母親に乗っかってた→重い!と負担になっていた と…
母親は嫁入りして以来ずっと祖父母と同居していたんだが、自分も婿入りで苦労しただけに
祖父的には色々と心配だったらしいのだが、その心配が完全に裏目に出てる
という拝み屋さんの解説を聞いて、母親と自分は「守護霊なのに逆効果って…」とポカーンとなり
祖母と父親が「あの人/親父何してんだ…」と遠い目になってた
そういえば手先は器用だが、何かするたびに必ずどこか怪我したりするうっかり爺だった

とりあえず、祖父には修行をやり直すために、一旦あの世に帰ってもらいましょうとのことでお祓いっぽいものをうけてつつがなく帰宅
その後は、母親がいきなり快癒、とはいかないものの、水すら飲みたくないというほどの
最悪の鬱状態は脱して、徐々に起き上がれるようになってきた
あと、お祓い後に初めて祖母が祖父の夢を見た時、照れくさそうに笑ってるだけだったそうだ
「真面目に仏様の教えを聞いてきなさい!」と、祖母は毎朝仏壇の祖父にお経をあげている

352: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/05/09(木) 00:17:35.96 ID:H5e9Z/0p0
>>347

> 両親・祖母・自分の5人

一瞬ドキッとしたけど、よく考えたらやっぱり勘定合わない

353: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/05/09(木) 00:38:51.99 ID:FmFcpAne0
>>352

4人+爺ちゃんなのかね

354: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/05/09(木) 16:06:06.04 ID:fuUAmgjI0
祖母が両方とか?

360: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/05/10(金) 22:45:04.21 ID:AcFC6Bm90
ごめんナチュラルに爺ちゃん数えてた
生身の人間は父方祖母、父親、母親、自分の4人

呑兵衛なのに、亡くなる半年前から入院してて好きなお酒も飲めないまま亡くなったんで
てっきり「帰ってきたヨッパライ」的なあの世ライフを満喫してるとばかり思ってたんだ
まさか母親にくっ憑いてて、しかも重いとは夢にも思わんかった
「酔っぱらってまたこっちに来ちゃったらいけないから」と仏前へお酒を供えることは
祖母に禁止されてるので、今ごろは下戸生活を強いられているかもしれない

361: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/05/10(金) 22:55:33.11 ID:G6EP6AAh0
> ごめんナチュラルに爺ちゃん数えてた
ええ話じゃ

引用元: ・【全米が】なんか笑える霊体験26【テラワロス】






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