7: 恋人は名無しさん 2013/06/09(日) 13:57:14.20 ID:aCxrYgCS0
>>1乙です 

ふと思い出したので、大学時代の軽い修羅場 
長いので分割します 
ちょっとフェイクあり 

登場人物は 
私子 
彼男 
A子…クラスメイト、私子と仲がいい 
B子…クラスメイト、彼男と仲がいい、私子ともそこそこ仲がいい、実は彼男が好き 

大学に入って1年の間はクラスがある学科だった 
私子は浪人したのでクラスの大半より年上だったのだが、彼男も浪人していて同い年で意気投合 
とは言っても、私子は単純に男友達としてしか見てなかったのだが、彼男の誕生日が4月の終わりで、それを何かのきっかけで聞いた私子は、当日ばったり大学内で会ったときにおめでとうと声をかけた 
そのせいで彼男の中でスイッチが入って私子を好きになったらしい 
その後、クラスで飲み会があるという話になり、何故か出欠を私子が確認することになった 
確認していくと、彼男が何故か出席を渋る 
B子は最初は出席だったのに、彼男が渋ってると聞くと渋り始める 
めんどくさいなーと思いつつも、いついつまでに決めてね、と言って放置した 
結局二人とも参加することになり、当日になった 




会場は未成年者が大半なので、ソフトドリンクでナチュラルハイの人たちばかりという可愛らしい飲み会(今思うと本当に健全だな…)
彼男は対角線上の反対側に座ってたので、場が盛り上がってから話に行ったら、あまりテンションが上がっておらずボソボソしゃべるもんで、彼男にかなり顔を近付けて話してた
で、話してる中で彼男が「私子ちゃん、彼氏とどうなの?長いんだよね?」と聞いてきた
彼氏なんて3年くらいいなかった私子はびっくりして「は?誰と勘違いしてるの?私、彼氏なんていないけどw」と言ったら、彼男「いや、でも聞いたし…え?いないの?」と混乱してる
とりあえずなんだかんだで誤解は解け、その後はいつもの彼男に戻り、番号やアドレスを交換したりして楽しく話してた

8: 7 2013/06/09(日) 13:58:23.85 ID:aCxrYgCS0
その頃B子は未成年のくせに慣れない酒を煽り、何かをすっごい喚いてて大惨事になりつつあったようで、A子が「私子、B子がヤバイよ、どうにかして」というので、時間も時間だったのでサクッと解散
で、その後は私子は彼男の気持ちには全く気付かず普通に仲良く友達をやっており、B子は一生懸命彼男にアプローチしてたようだが鈍感な彼男は気付かず、仲がいい女友達扱いで私子への思いをB子に相談してしまうという嵐の前触れ展開があり…
この間にB子は彼男に告白したが、彼男は私子が好きだからと言って振っていたらしい
結局、はっきり彼男に告白されて、仲もいいしと思ってOKしたのが飲み会から3週間後くらい
その頃からB子の私子への態度がよそよそしくなると同時に露骨に彼男にべったりしようとし始め、さすがに私子もB子の気持ちに気付いた
A子はB子ともそこそこに話す仲だったのだが、露骨にA子にもすり寄り、私子についてのネガティブトークを繰り広げるようになる
このときに、彼男とA子の話から、彼男が勘違いしていた「私子には長いこと付き合っている彼氏がいる」というのは、B子が吹き込んだことだと知る
(私子は入学して仲良くなった頃にA子とB子にはっきりと「彼氏はいない」と言っていた)

9: 7 2013/06/09(日) 13:59:10.95 ID:aCxrYgCS0
クラスで受ける授業では私子とB子は通路を挟んで席が隣、彼男はB子の後ろで、とにかく負のオーラが漂うエリアと化す
B子はとにかく必死で学校帰りに彼男の一人暮らしの家に通い詰める
彼男の性格的にB子と何かあることはないとは信じられたが、もはやB子の必死さに恐怖を感じ始め、関係ないA子や他の人への私子のネガキャンが続くことへもだいぶストレスを感じ始めていた

そんなとき、話の流れでA子と一緒に彼男の家へ行くことになり、3人で楽しく談笑していると、ピンポーンとチャイムが鳴った
彼男が出ていくと、ドタドタと誰かが入ってくる音がする
入ってきたのはもちろん、B子
B子は笑顔で「私も誘ってくれればよかったのにずるいよー!」と言うが、目が笑ってない
私子とA子は引きつった笑いで「はは、ごめん」としか言えない
彼男は心底困った顔で何を言えばいいかわからない様子

10: 7 2013/06/09(日) 13:59:53.55 ID:aCxrYgCS0
私子はもうこのまま放置してたらダメだなと思ったが、その場にはA子もいるし巻き込みたくないので、どこかへ食事に行こうと提案して家から出ようと思った
近くのファミレスに行く途中、彼男の横にはもちろんB子
私子とA子は後ろを歩く
彼男は一生懸命私子を振り返って話を振ったりするが、B子が遮る
ファミレスでは、4人席で彼男の横にはもちろん(ry
B子はずっと彼男に話しかけてるので、必然的に私子とA子で会話
彼男は一生懸命私子に話しかけるが、B子が(ry
とても微妙な空気の夕食を終えて、B子は彼男の家へ行きたがったが、A子が引っ張って行かせず、結局彼男は家に帰り、残り3人で電車に乗った

次の日、もういい加減に決着つけようと思ったので、まずは彼男にB子のA子への私子のネガキャンをやめるように言ってもらおうと相談した
関係ない人を巻き込むのは筋が違うと思ったし、私子がB子に直接言えば火に油を注ぐ結果になると思ったので彼男に頼んだ

11: 7 2013/06/09(日) 14:00:48.33 ID:aCxrYgCS0
で、彼男が言った結果「だって私は彼男が好きだから!何で私子なの?!だって私子ってこんな女だよ(私子のネガキャン、根も葉もない嘘)!」という開き直り展開
最終的に「そんなことされればされるほどお前のこと好きになることはありえなくなる。というか、すでに、絶対にない。」という彼男の言葉に打ちひしがれて私子のネガキャンは終了
次の日学校に来たB子は見るからにげっそりしており、誰が話しかけても返事もあからさまに元気がない
数日後、B子はA子に彼氏ができたことを報告
バイト先の男で、振られた寂しさゆえにやってしまったが、彼男はもう無理だし誰でもいいということで付き合うことにしたらしい
それでいいのかという疑問は残ったが、誰も突っ込めなかった

私子はこの一連の出来事のあともクラスにB子がいる状態で彼男と付き合って行くのがしんどくなり、彼男とは友達に戻ったが、そのあといろいろあってあまり話さなくなった
彼男は今は地元に戻って結婚したようだ
B子は2年の後期くらいに突然休学してインドだかに旅に出て、それ以来音信不通
A子とは未だに仲がよく、ときどき遊んでる

長い割にしりすぼみな修羅場ですみませんでした…

引用元: ・◇修羅場◇part125






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